今年も残すところあとわずかになりました。
年末といえば大掃除!ですが大掃除中に、ズキッと・・『ぎっくり腰』などのお怪我で来院される患者様がとても多いです。
そんな患者様が口をそろえておっしゃるのは
「そんなに重い物を抱えたわけではないんだけど・・」
そうなんです!
『ぎっくり腰』は重い物を抱えていなくてもなります。
では、なぜ年末の大掃除中に起こりやすいのか?
①日常の仕事では行わない動作(不慣れな動作)を繰り返すことで、普段使わない筋肉を使う。つまりあまり普段使わず血行が悪い筋肉を使う。
②一段と冷え込む時期に行う。つまり寒さによりさらに血行が悪い筋肉を使う。
③血行が悪い筋肉はつないでいる関節の動きも悪くなります。
④関節の動きが悪くなると、屈めただけでも筋肉、関節にストレスをかけ、傷つけます。
『ぎっくり腰』の出来上がりです。
しかし大丈夫です。防ぐことは難しくありません。
血行が悪い筋肉を血行が良い筋肉にしておけばいいのです。
ラジオ体操など簡単なものでもいいでしょう。
大切なことは、必ず「今から使いますよ。」と筋肉に教えることです。
自分の判断では不安な方は気軽にご相談下さい。『ぎっくり腰』にならないお手伝いさせていただきます。
また残念なことにすでに痛めてしまった方は、年内まだ間に合います。早期治癒のためすぐに受診をお勧めします。
皆様が怪我なく新年が迎えられますように!!!
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